犬と一緒に寝よう。
えっと思われるかも知れない!が......
私はリハビリの一環で、わん子達やにゃんこ達と一緒に寝ることが多い。
ビビリの子や、分離不安気味の子は特にそうしている。
多くの方々はそれは逆だろうと思われるかも知れないが、殆どの場合早期に収まってゆく。
これは夏場にお風呂場(冷房の無い我が家で一番涼しいところ)で寝ているところをソフィアとダイに襲撃されているところ...
傍で一緒に寝ることがいかに大事か!。
特に心に傷を負っているダイには必要なのです。
転載しちゃいます。
え?と思った方はいないだろうか?
以前は、「犬と一緒に寝ると、犬は自分のほうが偉いと誤解する」などとまことしやかに言われていた。
こういうのをわたしは都市伝説と呼んでいる。
今では、犬同士であっても、犬とヒトであっても、そしてオオカミ同士も、単純で垂直的な上下関係のヒエラルキーは形成しないことがわかっているので、ヒトが偉いとか犬が偉いとか、そういう発想自体がナンセンスである。
だいいち、犬の親子や子犬同士は、よく一緒に丸くなって寝ているではないか。
寒い時期には猫同士も団子になるし、犬と猫も一緒に寝る。
一緒に寝ることと順位づけにどんな関係があるというのだろうか。
今日、あまりにも久しぶりに、ようやく休みをとることができたので、ジェフリー・M.マッソン『犬の愛に嘘はない』を読んでいると、こんなくだりがあった。
「犬が私たちの後を部屋から部屋へと追ってくるのはなぜだろう?最初私は、置き去りにさせるという恐れ、不安感からではないかと考えた。つぎには、冒険の機会を逃すのではという心配だと思った。私たちが彼らを置いてどこかおもしろい場所へ行ってしまう、と考えているのではなかろうか。外出につれて行ってもらえないのは、犬にとって何よりも耐えがたい。そんなとき、犬は信じられないとでもいいたげに首をかしげる。だが、もしかすると、彼らが後追いするのは単に私たちのそばにいたいがためなのかもしれない。では、彼らが私たちのそばにいたいと望んだり、体を摺り寄せてくるのはいったいなぜだろう?夜、寝ていると寄り添うように犬が身を横たえるのは妙にいい気分で、そこには信頼という言葉を感じさせる何かがある。それこそ、異なる種の一員との深い絆を結ぶうえでもっとも心打たれることのひとつ、すなわち相互の信頼だ」(p.66)。
私が草地にゴロンと寝そべると、動物病院犬ボニちゃん(ラブMIX♀8歳)はうれしそうに体を摺り寄せてくる。
うれしくて足をバタバタさせるので、蹴られていつも青あざができるのだが、これがまたうれしい。
自分の顔をわたしの顔に摺り寄せてくることも多い。
ルル(ヨーキー♀6歳)は、夜私がベッドに入るとすっ飛んできて、胸の上に上ってきて横になり、私の頬に自分の頭を乗せて寝る。
至福のときだ。
まさに信頼とか絆といった言葉で表現されるものを体感する瞬間である。
こんなすばらしいことをしない、あるいは知らない飼い主は、犬との生活の楽しさの大部分を捨ててしまっているようなものだ。
犬関係の翻訳本を読んでいると、普通に犬と一緒に寝るシーンがよく出てくるが、日本のしつけ本ではそれがタブーとされている。
順位づけ以外にも、飼い主ベッタリになってしまって、入院したり預けたりするときに困るという理由で反対するヒトもいる。
だが、一緒に寝ても寝なくても、依存性の強弱は飼い主の接し方しだいである。
分離不安症の場合には、逆に一緒に寝てあげることで落ち着くと専門書(James O'Hare "Separation Anxiety Workbook")にも書いてある。
いつも一緒に寝ていると、旅行に行って家以外の場所に泊まるときにも、飼い主と一緒なら落ち着いて寝てくれるというメリットもある。
ルルは私の体がベッドなので、「布団が違うから寝られない」などということがない。
朝、布団の中で一緒に目を覚ますと、いつもルルはゴキゲンで伸びをする。
お腹を撫でてあげると、エヘヘエヘヘと笑う。
顔をくっつけあって、また一眠りしたりして幸せなひと時を過ごし、そこから1日がスタートする。
こんなに満ち足りた気分で起床できるのは、わんこのおかげ(そしてにゃんこのおかげ)である。
一緒に寝ないという手はない。
未経験者はぜひお試しを。
以上転載。
そこには至福の時間が待っている
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