黄金井戸(天然記念物)
富津市萩生の萩生漁港近くに、天然記念物 竹岡のヒカリモ発生地があります。
案内板には次のことが書いてあります。
ヒカリモは黄金も類に属する単細胞の藻です、細胞内に赤黄色の色素を持つと共にお椀型の色素体を含んでいて、それが洞穴内に入ってくる光を反射させます。
特に菜の花の咲く頃水面に多数浮遊するため、水が黄金色に輝いて見えます。
ここの洞穴は高さ3メートル奥行き5メートル幅3メートルほどの大きさですが、いつも水が溜まっており、周りの環境や水温がヒカリモの発生に適しているようです。
ヒカリモ自体は全国各地に見られますが、毎年同じ所に多数発生する例はごくまれで、ここはその典型的な例ですし又我が国で最初のヒカリモ発見地としての意義があり、天然記念物指定基準「池泉等の珍奇な植生物群の生ずる地域」に該当し指定されました。
古くから土地の人は「黄金井戸」(こがねいど)と呼んで洞穴に弁財天を祀って大切に保護してきました。
このように学術的に貴重な場所ですから洞穴内を汚さないように十分注意してください。
昭和五十九年五月
文部省 (現在の文部科学省)
千葉県教育委員会
富津市教育委員会
ということが案内されています。
実は私自身ここを何度も訪れようとして来なかった所です、萩生漁港には何度も仕事で来ているのですけれど、何故か時間が無くヒカリモを見ることなく過ごしてきました(爆)......
ちょうど時期的に良く黄色くなったヒカリモを見ることが出来ました、ある時期にこの洞穴に夕日が差し込んでまさに黄金色に輝くそうなのですが!、流石に見ることは出来ませんでした。
場所的には、内房線竹岡駅から徒歩5分ほど!、また車では館山道富津中央インターと金谷インターの中間くらいです。
竹岡駅と萩生漁港が目印!。
暇な方は(笑)是非訪れてみてください!(ただしヒカリモ以外何も有りません)
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