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2018年2月

2018年2月22日 (木)

パピーミルやペットショップの弊害がこんな所にも。

ある補助犬の協会役員と話した時の話。

実はその協会では、候補犬を捨てられた保護犬などから選抜している場合が多い。
ここ数年、実はほとんど候補犬になれる子が殆ど居ないと言う実情。
 
性格的な物、環境変化に弱い物、遺伝疾患などがある場合は候補犬から外さざるを得ない、性格的な物の中には繊細でビビリは当然ダメなのですが、数か月育ってからそういうメンタル面での発症が最近頻繁に見られる。
 
遺伝疾患による骨格異常なども最近とみに増えたと言う感じさえする。
 
股関節形成不全は言うに及ばず、股関節脱臼も割合は凄く増えているように感じるこの頃。
純血種でもこの疾病は多いのは解っているけれど、実は野に居る(笑)いわゆる雑種犬(ハイブリッド也オリジナルブレンドとか言い名は変わっているとは思うけど!)がかなりの確率で存在している。
 
ショップで売られていた純血種がなんらかの間違いで野に居る子達とまぐわったのかもしれない!。
田舎での確率はかなり高く、また昨近の避妊去勢の普及で、交尾の対象となる個体が減って来て居ればなおさら近親相姦の様相を呈してくるのは明白だと思う。
余りに多い雑種犬の疾病、蛇口を絞めていない現状では、純血種疾病に限らず多くなることが懸念されると思う。
 
 
余りにも無責任な繁殖を行う業者、早く免許制度と個体管理制度をしっかり確立して欲しいな、少なくとも親子6代程度まで管理できるようにして欲しいものです、そして生まれた仔犬子猫を90日齢まで親兄弟から離してはならないとする強制的な法律も制定して欲しい。
 
 
不幸な子を後世に残さないためにも、業界ぐるみで改善して欲しいと思う今日この頃、

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