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2015年4月 3日 (金)

犬は!寂しさを紛らわす道具ではない。

 
 


最近、サンタの家に相談が多いのは...

お年寄りの飼っているワンコの処遇(^^;...
 
 
 

例えば、ぶんたの家創立当時まだ経験の浅かった頃の話。
ある会社の社長夫人、旦那が亡くなりひとり暮らしになった。
 

寂しいかと思い子供たちがペットショップで、一頭のかわいい子犬を買った。

その子はペットショップ曰く、大きくならないしそういう子ですからたいして散歩もいりません、お年寄りが飼うにはもってこいの子です。
 
 
素人を言いくるめるのは簡単ですね。 
 
そしてその子を飼い始めて半年。
 
 
 
 
その子にとって悲劇は!そして飼い主のおばあちゃんの悲劇は....

無知から来る、大きな勘違い。 
 
 
 
その子は....
こんな子。

 
最小の超大型犬と称される、ジャックラッセルテリア、しかもワイアードへア(*´∀`*)
その扱いは健常者でも手に余る。
 
 
 
我が家に保護して、TOY君と改名、3年の後里親様の元へ行き幸せになりました。
 
 
実際に保護当時私はこの犬種を知らなかった、2003年当時まだ犬種の知識はほとんどなかったのだから、というより犬そのものに興味が殆ど無かった。
 
この犬種というものを全く知らなかったわけだから、かなり面食らってしまったことを思い出す。        
 
 
保護活動を始めていた私でさえ、保護当時どうしようもない犬だと思うほどひどい問題行動を抱えていた、おかげで半年余り室外飼育を強いられた。
 
 
 
もちろん以前の飼い主も室外飼育、そして庭に繋がれたままだったと...
それが良いか悪いかは別にして、子供たちの目的である母親の寂しさを紛らわす!!、ということは全くできなかったであろう。
 
実際保護したときは厄介者だったのだから。
 
 
今来ている相談。
 
一人暮らしの母親に...
さみしいだろうからと小型犬をペットショップから...

その母親が飼育困難な状況に陥ってしまっている。

どうしたらよいのか?、という相談。

元々犬が好きではなさそうな母親、すぐ傍に住んでいながら母親の面倒を診ない子供...
一番下の男の子が、海外出張が多い中なんとか親の面倒を見ながら、わんこも...
 
 
 
冷たく突き放しても良いのだが、幸薄いその子だけはなんとか救いたい。
 
 
 
 
 
 
そしてもう一件。
わんこは我が家に来ることが決定しているが...
 
やはり老齢なご婦人が犬を飼っていた...
のだが、その飼い主が病に倒れ他界してしまった。
 
 
死後3日間、その子は片時もそばを離れず...
飼い主を見守っていた。
 
この子はまだ幸せだと思うな、最後まで飼い主と一緒に生活できたのだから。
 
 
でもね、我が家に着いてからでないと分からないけれど、心の傷が心配です。
犬の心は傷つきやすいということをわかってほしい。
 
 
 
 
良く、犬に癒されるとか、寂しさを紛らわすためとか言って、衝動買いをする飼い主さんが多い昨近。
 
 

 
犬や他の動物はおもちゃやぬいぐるみではない!
純真な心を持った生き物、ある意味子供のような行動や振る舞いをする。
 

飼い主の都合で世間の荒波に放り出された子がどんな末路をたどるか?
よ~~く考えて欲しいものだ。

 
犬は寂しさを紛らわす道具ではない!。
 
 
 

 
 

追記。

友人がフェイスブックで同じような趣旨の記事を上げていたので紹介します。

岩崎 ○○

《これから犬を飼おうと考えている方へ》
 
仔犬時代ってどの犬種もみんな可愛いですよね。
期間限定の可愛さでもありますから。
可愛いが故に、生後2ヶ月、3ヶ月頃に迎えたいと思う人も多いと思います。
そんな方に、知っておいて欲しいことがあります。
 
今から書くことは我が家が身を持って体験した失敗談も含まれています(;´Д`)
 
【1】ペットショップから迎える前に考えて欲しい。
 
ペットショップには実に可愛いパピーがたくさんいます。
でもその裏では悲惨な現状で無理やり産まれてきたパピーが少なくないです。
パピーミルと言われている、非自然の摂理で無理やり妊娠出産をさせられて生を受けている子もいます。
生を受けることが非ではなく、
その個体自体がどんな病気を持っているかわからないという事です。
飼育中の飼い主のリスクが大きく上がる可能性もあります。
 
【2】今の血統書を信用できますか?
 
ペットショップの子は【1】でも書いたように無理くり繁殖させられている子が沢山います。
血統とは『その犬種の本当の血筋を保護するためのもの』であり、ショードッグがチャンピオンになるには、いかにその犬種のスタンダードに準じているか。
 
と言うところを見定めているものです。
 
残念ながら今の血統書はスタンダードからかけ離れていても父母犬がその犬種だからという事で登録されているだけでナチュラルな血統ではない血が入っている可能性もあります。
 
血統書内容を操作して登録している悪徳ブリーダーがいるのです。
 
【3】パピーを迎えるなら、対面して情報提供を拒まないブリーダーから直接迎える
 
どうしても仔犬を迎えたいのなら、ショップを仲介せずに、自らブリーダーと会って、少なくとも父母犬の血統書を見せてもらうくらいの気持ちで迎える時点でも責任を持つ必要があります。
可愛いから飼う。好きだから飼う。であれば、飼う時点でその犬種のスタンダードを守る使命を受けたと考えて欲しいものです。
 
 
【4】幼犬期(生後~3ヶ月頃)は母犬の元で兄弟犬と過ごさせる
 
生後3ヶ月頃までと言うのは犬にとってかけがえのない時期です。兄弟犬と過ごす中で犬の社会性を身につけます。
 
かく言う我が家はその大切さを知らず、生後48日で我が家に連れてきてしまいました。
うちの子に起きた現実・・・
 
他の犬との関わり方がわからない!
 
人には上手に関われるのに、対犬となると挨拶もできなければ、相手の犬の逆鱗に触れてしまう振る舞いしかできない。
 
そのうち、自分を犬だという認識が出来なくなり、どんどん自己擬人化が始まってしまったのです。
 
これは人が教えることはできないのです。
 
じゃれ合いながら、犬としてのアイデンティティを確立し、犬としての防衛本能を発達させ、いざという時の護身術と、攻撃する際の力加減などを兄弟犬との遊びの中で学ぶためです。
 
対人ではこのような遊びはなかなかできません。
 
結局、同じ犬種が沢山いる訓練所に1ヶ月預けてようやく犬として振る舞えるようになりました。
 
ここからもわかるように人が教えられるのは人間社会で生きるためのルールに関することだけで
犬社会の事は犬同士ではないと教えられないという事です。
 
ですから、果敢な幼犬期はできるだけ母犬と兄弟犬と過ごすことがとっても大事なんです。
 
【5】迎えた後も犬同士の関わりは継続できるように
 
今では各所にドッグカフェやドッグランが増えてきましたね。
他のワンちゃんと関わる機会をたくさん与えてあげてください。
その時に気をつけて欲しいのは、多少揉めあってもすぐに介入しないこと。
 
【4】でも書きましたが、犬社会は成犬同士でもあります。
 
犬の上下関係は人が決めるものではなく犬が決めること。
 
それを決着つけるにはじゃれたり揉めあったりする必要があります。
ちょっと唸るだけで止めたり、
ちょっと吠えたら引き離したりするのは過度の介入です。
ケガをしない程度であれば犬同士で解決するように見守る必要があります。
数回繰り返すうちに、揉めることは殆ど減ってきます。
なぜなら、犬同士で関わり方を考えて学習するからです。
 
【6】飼おうとする前に飼いたい犬種の特性を知り、理解してから迎える
 
犬と一言で言っても犬種ごとに性格や本能は違います。
特に古く昔から人のために改良されてきた犬種は、その役務を遂行するために必要な能力を兼ね備えています。
 
例えばダックスフンド等は基本的に気が強いです。
なぜなら、小型犬であるにも関わらず狩猟本能、狩猟役務の為に改良されているため獲物に負けないくらいの気の強さと頑固さ、吠えて知らせる本能を持っています。
 
チワワは愛玩犬として改良されましたが、小さく改良されが故に他の犬に大きく見せるため吠える事をします。

ブルドッグ等は元々は闘犬として改良されました。

昨今では、大人しく飼いやすく更に改良されて今に至りますが、本能の中にはいざという時に闘う闘志は今だ持ち合わせているので、その本能の部分をいかにコントロールできるように躾るか、関わるかが重要になります。

犬種が100あれば、特性も100あり、飼い方、接し方、しつけ方も100あります。
 
【7】困ったときはプロの訓練所に相談を
【6】でも100の犬種がいれば100の関わり方があると書きました。
躾本等を鵜呑みにするのではなく、プロの目で見て、その子の性格や特性、本能の残存機能を見極めたしつけ方を学んで下さい。
これは飼い主の為ではありません。
ワンちゃんが極力、ストレスにならずに学んで過ごすためです。
同じ犬種でもストレスの感じ方は千差万別。
ですから、一頭、一頭に合った関わり方をプロに学んで下さい。
余裕があればセカンドオピニオンした方が、今度は飼い主さんが飼いやすくやると思います(o^▽^o)
 
【8】飼う前に考える事 その2
ワンちゃんを迎えようと考えている方、今の状況はどうですか?
 
《独身の人》
結婚後も飼い続ける事ができますか?
パートナーがもし犬アレルギーだったら対策はありますか?
 
《ご夫婦の方》
夫婦水入らずでワンちゃんを迎えるのはとてもステキな事です。
ですが、子どもが産まれた時、
その子どもが犬アレルギーだと判明した時対策はありますか?
 
《小、中学生のお子さんをお持ちの方》
お子さんの情操教育を促すにはワンちゃんとの生活はいい影響がたくさんあります。
てすが、ワンちゃんの生涯の中で、きっとお子さん達が自立する時が来るでしょう。
お子さん達を社会に送り出したあとの事を考えていますか?
お子さんが自立する時が来ると言う事は、嫌でも自分達もそれだけ年を重ねています。
定年期に差し掛かるかもいらっしゃると思います。
体力的にワンちゃんとの生活が可能かどうか考えていますか?
 
《ご高齢の方》
ワンちゃんは癒しになります。
若々しさを与えてくれる存在にもなります。
ですが、ワンちゃんは10年は生きます。
長い子では15~6年の子もいます。
共に暮らす間、ずっと元気でいるとは限りません。
万が一、病気やケガで入院を余儀なくされた時、ワンちゃんを託せる人がいますか?
犬はとても賢い生き物です。
もし飼い主さんが他界してしまったら犬の心には大きな穴が空いてしまいます。
その穴を優しく埋めてくれる後見人はいますか?
 
 
《どの人にも共通して》
どんな状況になっても飼い続ける気持ちはありますか?
結婚、出産・離婚や死別、住人のアレルギー問題、物件問題などなど
様々な環境変化が起きても託せる人、後見人となる人を探してからワンちゃんを迎えて下さい。
捨てられるワンちゃん、
里親探しを希望される飼い主の多くは、前もって考えられたことをしてこなかった結果をワンちゃんに押し付けてしまっている理由が殆どです。
犬は立派な生き物です。
心があります。
モノではないのです。
人間の身勝手な理由で捨てられるような子達じゃありません。
長生きしてくれる生き物です。
生涯を看取るその時まで飼い主さんを心から信頼して旅立つ生き物です。
安心して虹の橋を渡らせる事ができますか?
 
【9】安心して旅立てるその時を迎えて初めて飼い主と言えます
私達は犬を迎えたその日から飼い主と思いがちですが、それは人間のエゴだと思います。
私達は命を預からせて貰っているに尽きないと思うのです。
本当の意味で『飼い主だ。』と言えるのは、ワンちゃんの犬生を全うし旅立たせたその瞬間に訪れるものなんじゃないかと思うのです。
それまでは縁あって、命を預からせて貰っている
子どもを迎える時にどの親も思います。
この子をしっかりと育てなきゃ。
立派な大人になりますように。
親としての義務を怠らないようにって。
犬を迎えるのも、子どもを産むのと同じくらいの決意が必要です。
だって同じ命ですから。
犬の命は人の命よりも軽いのかなんて愚問です。
犬でも猫でも鳥でも生きているものの命は人の命となんら変わりない。
同じ動物であり、たまたま種類が違うだけで、
きっと母犬が子を産み落とした時に、人の母親と同じ感情を持っている筈です。
産みの苦しみは人畜共通。
その命を預からせて頂くわけですから迎えた時点で飼い主だなんておこがましとさえ思うのです。
犬が犬らしく最後を迎えた時に初めて飼い主になれる。
そんな風に考えると、安易に手放すことはできないですよね?
 
【10】よき家族であり、よきパートナーに感謝を忘れずに
これは人にも言えることですが、感謝を忘れてはならないです。
相手はたまたま犬だった。だけです。
今、自分たちの元にいてくれること、一緒に暮らしていること、その存在自体に感謝をする事が大切です。
人は人の都合でつい怒る時もあります。
人社会の中で共存するためにルールを教えたり必要な躾を施したりします。
でもそれだけではただ単に人は偉いんだぞ!って押し付けているだけです。
時にはうちに来てくれてありがとう。
いつも慕ってくれてありがとう。
あなたがいてくれることにありがとう。
と感謝の気持ちを伝えましょう。
その一言できっと信頼関係がより深くなり、人も心が癒されます。
ワンちゃんに対して感慨深くなる事でより一層、可愛く思える事でしょう。
一頭でも多くのワンちゃんが自然にありのままに犬らしく人と共存できる事を強く願います
 
 
以上転載

 
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