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2013年12月 9日 (月)

犬は飼い主を忘れない

フェイスブックからの転載です。

       

 犬は飼い主を忘れない

先日来院した患者さんから聞いた話しです。
彼女は25年ほど前に、三重県の北西から伊勢に嫁いできたのですが、その彼女がまだ独身の時に、自宅で飼っていたマルチーズが庭に出た隙に誰かに盗まれたのだそうです。
自分からは垣根を越えて出る犬では無かったそうですが、人がまたいで入ってこられるほどの垣根の高さだったとか...
直ぐに警察にも届け、近辺の保健所にも連絡し、辺り一面に張り紙もして、家族中で来る日も来る日も探し続けたそうです。
それはもう何年も何年も、張り紙を新しいのに替えてはずっと探していたのですが、これという情報は全く入ってきませんでした。

そして月日だけが流れて、居なくなってから丁度7年目の時です。
ご実家は土木の仕事をされていて、たまたま社長であるお父さんがある現場に出向いたときのことでした。
道路を挟んだ向こう側に、犬が数匹ケージに入れられて並べてあるのですが、...
そのケージに入っている一匹の犬が、お父さんに向って異常なほど吠えてくるのだそうです。
その鳴き声はとても人に対して吠えるというようなものではなくて、何かを訴えるような、喉の奥から叫ぶような鳴き声で、尋常な鳴き声ではありません。
それが凄く気になったので翌日も現場に行って、そのケージに入れられている犬を見に行ってみると...
白のマルチーズはグレーがかった汚い毛並みになっていて、両目も白内障で白く濁り、とてもあの居なくなったマルチーズとは思えなかったのですが、お父さんが近づくと、ケージの中で狂ったように泣き叫ぶので、試しに犬の名前を呼んでみました。
            
               
「ジョイ?お前はジョイか??」
                 
                
すると、犬がまるで「私よ、私よ、お父さん、助けて!!」と言っているように爪が剥がれるばかりにケージを搔いて、白濁した目から一杯涙を流しているのです。
                   
お父さんはこれはあの子に違いないと思って、患者さんでもあるTさんに直ぐに電話して来てもらうと、Tさんの声を聞いた途端、犬はもう失神するかと思うほどの喜びよう。
                         
「間違いない!これは私の犬ジョイだ!」と思って、その店のオーナーに「これは私の犬です。
7年前に居なくなって、あちらこちらに張り紙もしています。
                            
お宅の近くにも貼ってあったはずですが見てくれなかったのですか?」と問い詰めると、「この犬は道でさまよっていたから私が保護したんだ。
張り紙の犬と同じかどうかは解らない。例えお宅の犬でも7年間世話したのだから、欲しかった3万円で売る」の一点張り。
                       
仕方なく、3万円を出して、その子を引き取ったのだそうです。
                        
毛もボロボロになって、歯も殆ど抜けていましたが、Tさんが抱き上げると狂ったように啼き、狂ったように舐め、狂ったように尾を振り、身体全身で再会の喜びを表したそうです。
                   
目が見えなくなっていても、犬はお父さんの臭いを覚えていました。Tさんを忘れていませんでした。
    
忘れるどころか、どれだけこの日を待ち望んだことでしょう。
 
どれだけ毎日泣き叫んだことでしょう。
       
でも言葉を持たない犬には、自分の所在を知らせる術もありません。

家に無事戻れたワンコですが、彼女はもう結婚を目前にしていて、この子を残して伊勢に嫁がねばなりませんでした。
         
お嫁入りと一緒に連れて行きたかったのですが、お父さんにとっても大事のワンコ
         
最後は慣れ親しんだ家で過させたいということで、そのワンコを置いて伊勢に嫁ぎました。
ある日、お母さんから、その子が危篤だという電話がかかりました
店も忙しく直ぐに行くことができなかったのですが、臨月のお腹を抱えて仕事が終わって直ぐに高速を飛ばして実家に帰ると、もう虫の息だったジョイが、Tさんの所にまで這ってきて、見えない目でTさんの顔を覗き、1度尾を振って、彼女の膝の上で事切れたそうです。
           
待っていたのです。仕事が終わって来てくれるTさんを。7年間諦めずに探し続けたくれた大好きなTさんを。
 
救出されてからたった2年の寿命でしたが、ジョイは大好きな飼い主の元に戻れました。
         
ですが、世の中にはこうして帰ることもできず事切れていった子たちも大勢います。
この話しは25年も前の話ですが、こうして犬や猫が盗まれることは今も続いています。
     
どうか犬を軒先に縛らないで下さい。
       
買い物に連れて行って、電柱とかに縛ったままにしないでください。

犬猫を大切に思う方は、この話しは身にしみます。
 
同じように良かったとホットします。
      
          
ですが、この日本では言葉も話せる人間が、子供も大人もある日突然拉致されて、見知らぬ所に連れて行かれ、二度と親にも家族にも会えない人がいるのです。
     
二度と日本に戻れない絶望感に苦しんでいる人がいるのです。
         
そして何百万回いや何千万回「返して!!」と叫んでも、我が子を抱きしめられない親が居るのです。
          
私たち日本人は決してそれを忘れてはいけないのです。
転載終わり。
101_0135_2_fan 写真は...
里親さんの所で元気だった頃のFUN君。
一番幸せな2年間だったと思う。
拉致されたわけではないけれど、最初の飼い主、そして私の所で保護していた間は....
天国に行ってから聞いてみなくちゃいけないが(笑)幸せだったのか疑問(爆)Pa070007
みんなに看取られて虹の橋へ旅立ってからすでに2年、私が一番思い出すのはこの子。
すべての子が幸せな時を過ごせますように願いを込めて、応援のポチをよろしく。

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コメント

転載させていただきたいのですが・・・
このワンコが最後に安らかに眠りについたのが
せめてもの救いです。ほんとにこんなことが
あるとは。。。

投稿: もっちゅり | 2013年12月23日 (月) 09時35分

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