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2012年9月13日 (木)

つぶやき

私の知人(保護活動を行っています)から昨日の朝電話があった。

愛犬が末期の癌に冒されていると...

保護活動を行っていると、愛犬をかまっている時間が無くなってくるのは常。

もっと早い時期に見つかっていればと言う思いもあると思う。

余命2ヶ月くらいかもと...

抗ガン剤を使用すればあと1年くらい...

それが愛犬にどんな苦しみを与えてしまうか?

         

以前、ホワイトボクサーのブラウン君を保護していたときに、腸内に癌が出来て...

進行が早く、まさにあれよあれよと言う間に...

激やせ、そして検査は...

出来ないほどに衰弱。

何とか補液などで延命するも、その3週間後に...

その時の心の痛みは今も忘れられない。

たぶん全身に転移していたガン細胞、その痛みは私たちの想像を絶する。

が彼は気丈にもそんなそぶりを見せようとせずに...

最後の2日間は流石に酷い痛みにさいなまされていた、薬を一切受け付けなくなっていたので、私に出来ることは傍にいて...

何も出来ない。

そんな歯がゆさをかみしめながら...

体をさすり、その痛みを少しでも和らげられればと、アニマルコミュニケーションのまねごと。

少し楽になるのか?甘えてくる。

最後の時は、私に体中痛みが(ご老体だからね)...

こんな痛みを背負っていたのかな?

安らかな寝顔になっていたブラウン君。

              

この事は今でも後悔している、良かったのか悪かったのか?。

寿命を全うしたから良いのか、苦しませてしまったのに良かったのか?、安楽死を選択せずに良かったのか?...

死の間際までのあの痛みと苦しさを彼に与え続けてしまって良かったのか?。

答えは見つけられない。

が...

今私の手元に居る子達がまたそんな状態になったのなら...

苦しみ始めた段階で、私は躊躇なく安楽死を選択してしまうかも知れない。

ブラウン君が教えてくれた体中の痛み。

それが私にはわかるから。

 .....

でもね、私は安楽死を普通の人には、安易に選択してほしくない。

その痛みや苦しみが共有できなければ、安易な逃避でしかない。

どっちを選択しても後悔は絶対に残るから。

             

延命治療を、お金をかけてふんだんに出来る人はそれをやればいい。

延命治療をやらず、自然のままの死を待つことも選択肢の一つ。

苦しめずに安楽死も一つの方法。

              

どれを選択するも飼い主さんの心構え一つ。

           

私には安楽死というもの是非は...

難しいよな...

                             

                         

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コメント

私も先犬のコロが肝硬変になって
腹水になり苦しむんだったら
安楽死をって思った事もありましたよ
でもそうしなくて良かったです
もう殆ど歩けなくなっても
天寿を全うさせる事が出来て良かったです
見ていて辛くても安楽死はさせるべきでは有りません

投稿: CoroSunnysDaddy | 2012年9月14日 (金) 05時29分

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