狂犬病

日本の人たちは狂犬病についてどれだけ理解しているだろうか？。

狂犬病を発症した状態を映した映像が何処かに有れば、その悲惨さを皆さんにお見せすることが出来ると思う。

遙か昔２０年くらい前だと思うのですけれど、獣医師会かなにかの講習会で上映されたそうなのですが、そのありかが解りません。

誰か持っていないのかな？、でも直視に耐える物ではなかったそうなので．．．．．

日本で発生した最後の患者（まだ子供だったそうです）、その様子を撮影した物です。

でもその子の家族が知ったら．．．．．．．．とても．．．．．

そんな悲惨な事になる、狂犬病！。

まだ世界中に蔓延しているのです。

日本は狂犬病の清浄国だ！、ワクチン接種なんて必要が無いなどとほざいているブロガーがいる！、が私には信じられない！！。

独りよがりの盲信でしかないのだ！。

今確かに日本国内で発生はない！、それは昭和３０年代に強力に政策を推し進めた数多くの先駆者のおかげなのです。

並大抵の苦労では無かったと思う、当時でもあのブロガーのような人はいたでしょう！、それでも地道にそして強力な活動を続けた結果！、この数十年の間日本国内での発生は無いのです。

そしてそれは今でも続いているのです。

しかし接種率の低下が．．．．．

日本での推定飼育頭数。

一般社団法人ペットフード協会、犬猫飼育率調査、拡大推計値によれば、推定飼育頭数。

２００８年に　犬、１千３百１０万１千頭が日本国内に飼育されている計算になる。

で．．．畜犬登録数．．．．．．

平成１９年度実績

全国での登録数、６，７３９，７１６頭

約半分しか登録されていない、この登録数の中には現在死亡してしまって、いない子も含まれているのかもしれない？．．．．

そして予防接種状況

全国での実績　５，０９７，６１５頭、これは毎年４～５月に行われる集中接種と動物病院で行う物が含まれています。

登録頭数に対しての接種率は高い数値を示していますけれども．．．．．．．

推定頭数に掛けると４０％を切ってしまう．．．．．．

本当の数は何処？．．．．．．．

ボーダーラインは７０％と聞いています。

もしこの事が事実ならば、何らかの形で日本国内に狂犬病が入り込んでくれば、簡単には防ぐことが出来ないでしょう！。

なぜなら狂犬病ワクチンの製造元は日本国内には１社しか有りません、そして必要量しか製造していないのです。

登録した畜犬登録数しか在庫は有りません。

いくらかのプラスαは取ってあるでしょうが、倍の数字までは．．．．．

その時ワクチンを打っていない、あなたの愛犬はどうなるのでしょうか？．．．．．．．．．

新型インフルエンザの発生時のように、いつの間にか身近で発症していたら！ほ乳類全般に発症する狂犬病！、防ぐのも広めてしまうのもあなたの心がけ次第なのです。

最近、アナフィラキシーショックによると思われる、死亡事故が報告されています。

接種前の健康管理、また乱繁殖を行った結果による体質異常などが原因と思われますが、事前に獣医師と十分な打ち合わせを行って接種してください。

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