この世界中に純血種と言われる犬種はどの位いるのだろうか?JKCやAKCだけではないのでしょう。世界中にはまだ知られていない犬種がいたりして?。
今愛護センターから引き出す子は純血種が多いのです。色々な事で捨てられたり、飼育放棄で引取に出されたり!。
中にはエセブリーダーがまとめて♂♀合わせて10頭近く、捨てたりして入ってくるのです。
私の理解している、純血種の概念?は、遙か昔猟をするためにパートナーとして飼い始めた、イヌの先祖の中で特に猟に適した物を残し続け、中世頃スポーツハンテングが盛んになると、ある種の猟に特化した子達を競って作り出した!物ではないのだろうか?。
日本でも同じ事が言えると思う、秋田犬、甲斐犬、紀州犬、北海道犬は代表的な猟犬で、それこそ長い間純血種として護られて生き続けている。
そのほかには、愛玩犬?や随伴犬、ガードドッグ、闘犬(闘牛犬)として作出された犬種もいますが.....
今の愛玩犬の中には、かつて猟犬として使われていた犬種が多数います。
プードルなんて代表的ですね、水鳥猟に使われ愛らしさと訓練のしやすさから重宝がられていますしね!。
スパニエル系の子達も猟犬なんですが、何故か愛玩犬に分類されていたり?と.....
面白いのは、シュナウザーやジャックラッセル、テリア系、ビーグルの子達も愛玩犬と呼ばれたり?.....
みんな猟犬種なんですけれどもね......
使役犬、牧畜犬の中にもいますね、シェットランドシープドック(シェルテイ)やコーギー。
愛玩犬としては、本来の作出目的から掛け離れた所で飼育される訳ですから、良い面、悪い面を飼い主さんが解っていないと、こんなはずでなかったなんてことになってしまうでしょう。
ビーグルやシェルテイの吠え癖や、コーギーのかかとを噛むなんて、本来の作出目的ですからね!。誉めてあげなければいけないんですが、家庭犬としては躾直しをしないといけないのです。
ただ日本では、その犬種を残すと言うブリーダーではなく、商業目的だけのブリーダーが蔓延し、安価にそして安易にブリーデングするために、本来作出してはならない!!、子達が多く出て来ている。
ミスカラー!!や一代雑種!!です、欲しがるから作る!なのだろうが余りにも安易すぎるのです!。本来ブリーダーは マイナス因子(劣性遺伝子)!を持つ子を作らないための努力をしてきました。
先人達の努力を水泡にしている!今の商業主義のブリーダー達(私はエセブリーダーと呼んでいますが).....
レアカラーとか珍色、珍犬などと名を付け高値で販売して、売り逃げ(返品を受け付けない)という行為をしているのです。
これは悪質なペットショップにも言えることですね。
一度出来てしまった マイナスの因子!!は、断ち切らないと何時までも消えることはないのです、避妊去勢し、子孫を残さないようにしなければなりません!!。
犬は野生動物ではありません、家畜に分類されます、人間が手を加え種を残してきたのです。このことをしっかり頭に入れたブリーデングが必要なのです。
疾患を多数持った不幸な子を作らない為にも、今の日本の流行に流される風潮を辞めて欲しい物です。
そして純血種の多くが元々固有の遺伝性疾患を持っていることも忘れてはならないでしょう(しかも発症しやすい)。
ブログランキングに参加しています、ポチッとしてね!
日本ブログ村もよろしく!