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2007年6月13日 (水)

役所の事情??

昔の裁判の事が出ている記事を見つけました。すでに30年近く経っているが、子供が野犬に襲われ死亡すると言う事件があり、親が裁判を起こし、2審で役所の責任を取らせる判決が出ている、詳しくはリンクしておきますのでそちらを読んでくださいね。

裁判所の書きようは、ちょっと難解ですよね。

この事件は、実は私の実家のすぐ近くで起きたことなのです!(田舎なもんで2km以内は近くなのです、{笑})。この頃はまだ野犬も多くいて(放し飼いも大部いたのだが) かなり危険な状態だったと思います。当時野犬の捕獲員も居たはずなのだが、何せ遠~い?昔のこと記憶は定かではありません。

この事件の後、放置した(放し飼いや脱走した)わんこの本格的な捕獲が始まったような記憶があります。

野犬は現在もこの周辺(田舎なもんで5km以内は周辺なのです)に多くいるのですが、用心深く狡賢いため、なかなか保健所や捕獲員では捕まえることが不可能?と言うくらい逃げ足は速い!!。まさに野生動物。? 捕獲機にさえ捕らえることが出来ないのである!!、放し飼いの犬が捕獲機に掛かるのを観ているのでは?。

捕まっているわんこはほとんどが、飼い犬であろうか?実際、保健所等に収容されるわんこには首輪が付いている子が多い。けれど身元の解る鑑札や狂犬病予防接種済票が、着いていないのです。室内犬だからと鑑札もつけない、狂犬病の注射もしていない、なんて事も。

動物愛護管理法や狂犬病予防法では、鑑札の類は確実な取り付け ・・となっていますが、現状、市役所などからはリングくらいしか貰っていませんから、いつのまにか無くしてしまうことがほとんどなのでは?。

針金で首輪に固定していたために、飼い主が判明した例があるそうです。

今、千葉県動物愛護センターや各保健所には、マイクロチップのリーダー(読み取り機)を置いてあります。 脱走し徘徊をするわんこには必需なのではないでしょうか!、簡単な手術で(注射器のような物で表皮の下に入れるんだそうです)信頼の置ける獣医さんに行って貰うのがよいでしょう!。

行きつけの獣医さんが、10000円以内くらいと言っていましたから、かわゆい飼い犬の為なら安いと思うのですが。人気のある犬種では盗難なんてことも。

千葉県動物愛護センターのホームページを観ていたら、今年4月からボランテア(個人、団体とも)さんにも犬猫の譲渡をすると書いてある。早速申請のため行ってきました、収容された子を見るのは辛いのですが、現地を訪れました。

君津保健所から収容された子を引き取る予定で、個体の確認をかねて施設を見学させていただきました。

実際、年間7千頭くらい収容する、 施設としては、非常に小さく感じました。

1日平均約20頭くらいの子が......虹の橋を渡って逝ってしまったのですね!。

大部屋があり、順々に送られ、最後の部屋にいる子は諦めてしまったのか覇気がなかった...君達を全部助けることが出来ない悔しさ、なんて言ったらいいのだろうか.....

別の部屋に、譲渡先の決まった子や子犬が、検疫のために入っていました、ただ部屋数が少ないため、思うように検疫が進まないそうです、もっと部屋数があれば、多くの子を検疫に回すことが出来るのに、もっと多くの子を助けることが出来るのに!!と担当者の方が。(担当には獣医師の資格をもった方でなければなれないのです。心情を思うと何ともいえません。本来動物の命を救うための仕事のはず。)

検疫を行う日数は、2週間必要なのです。

現状、検疫専用の部屋が少なく、他のことに使う部屋(密閉できるため)を検疫用に使っていました。敷地内の他の場所に検疫専用の部屋を、沢山作って欲しいものですね!!。   ねえ堂本知事さん!!!   

最近パルボに感染している(捕獲した)犬が多くなっているとの事、どうしても施設の部屋の中で一緒にならざるをえないため、感染してしまうケースがあるそうです。

感染を防ぐためにも、部屋数を増やして欲しいですね!!。

ただ役所ですから、すぐにおいそれと出来るわけではなく!、まず予算用の見積もりを作り、多分9月頃に議会に提出する予算書を作り、1月から2月くらいの議会を通って、やっと次年度の予算となり、速くても8月頃の執行になり、入札が10月頃...そして完成は年度末一杯がいいところ?位になってしまうのです.....よね堂本知事さん!!。         

て事は、二年の月日が......

補正予算とか何かで早急に改善して欲しい事なのですが!。

無理なのかなあ????

担当者の方が、ボランテア登録の事を打ち合わせしているとき、収容されている子達の事を話して、何とかならないのかな?と....目に涙が...

入ってくるほとんどの子が、返還や譲渡が出来ずに、処分される現実!。

放し飼いや、放蕩生活を平気でさせる飼い主がいる現実!。

今まで一緒に居た子を、新しい人気犬種を買ったからと、平気で保健所に持ち込む飼い主がいる現実!。

生まれたばかりの子を山中や公園などに平気で置き去りにする飼い主がいる現実!。

誰が根本で悪いのか??確かに役所としての5日間の拘置期間で殺処分するシステムも良くないと思うが、(法で決まっている為)そのような飼い主がいまだ存在する事、田舎ではまだ放し飼いが当たり前のようにまかりとおっている。

この様な法を改善するには、国民の声という物が必要です。

環境省が通達を出したのだが、各自治体でどれだけ対応できるのだろうか?、私には解らない???

それでも、ぶんたの家には数頭のわんこがやって来ることには違いないのだが.......

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