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2006年12月

2006年12月16日 (土)

ブリーダーの崩壊

またまた嫌な話が出て来ている?。何故こうもブリーダーの崩壊?が続くのだろうか、今回は九州である!!。

wan lifeさんのホームページに出ているからそちらを観てね!!

日本全国に、大小零細等、様々なブリーダーが有るのだろうが、何故に無計画なブリーダーが多いのだろうか?。

ブリーダーを行ってトータルの利益を出して居る方を、私は知らない!!と言うより多分利益は出ないはず!!。

たとえ、純血種の一頭の子犬を(ショウなどに出せるチャンピオン犬の子供ではなく)売りに出しても、オークションなどではせいぜい3万円くらいである。個人売買しても、たかがしれている。

仮に、10頭生まれたにしても、30万くらいにしか成らないし、それまでに親犬に掛けていた色々な元手(お金他)を考えると、とても採算の合う物ではないはず!。

実際、近所でブリーダーを生業にしていた方が居ますが、本業のかたわら行っていても、割に合わず廃業したくらいです!。

本人曰く、犬で借金することになる!!。

今、私の周りで、ブリーダーを生業としているほとんどの方は(ほんの一握りかな?)、本業がありなおかつその犬種が好きで、良い子供が出来るように努力している方がほとんどです。

本当の意味でのブリーダーではなく、小遣い稼ぎ?程度で行う分には、リスクも少ないだろうが?、多数の犬を繁殖させるには、現状では余りにも無謀な?無理な?事では無いのだろうか?。

今ペットショップやホームセンターのペットコーナーで、販売されている子達は、すべてとは言わないが、無謀なブリーダーの繁殖犬なのだ!!。

仕入れ先を聞き出すとほとんどの従業員が、『オークション』、とはっきり言うのだ。

ブリーダーとは言わない(知らないのかもしれない)。

仕入れ先としては、最もポピュラーであるし、めんどくさい良質なブリーダーから仕入れる交渉しなくてもいいから?ね。

そう健全な(良質な)ブリーダーは、交渉が難しいかも?。こだわりを持っているからやたらな方(無知な方や、こだわりのない方、諸々)には譲ってくれない、たとえお金を積んでも、嫌だという方もいる。

そんなブリーダーばっかりだったら?生体販売で金儲けが出来なくなるから、粗製濫造のブリーダーが多くなるのかな?..........

いつも泣くのは弱い物ばかり.....

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2006年12月 9日 (土)

家の猫の疾患

_764 カイちゃん(6歳)は、尿路結石(ストルバイト結石)になり、手術(尿管に結石が詰まってしまわないように)をしてすでに2年が経つ 、手術する前は食事も無頓着にあげていたのだが、今は病院食?のWALTHAMだけにしている。尿のPh値に気をつけていれば、結石に成らなかったかも?しれないが、しかし、外に行きたがる子である?他で食事をしていれば、何を食べていたか解らない?.....行けば帰ってこないし(オスだからと思うのだが、すでに去勢済み)結局室内飼い(幽閉かな?)他の子達も同様なのだが?。

モコの場合もっと深刻な状態なのだ、腎不全、しかも気がつかないうちに(知識がなかったために)慢性腎不全になっていた、もう少し知識が有れば防げていたはずと思うのだが....

_1497 どうしても、他の子の面倒を看るコなので、毛玉が胃に詰まってしまったりして....   一次的な原因なのだろうが、積み重ねられて、腎臓に負担がかかり、気がついたときには、慢性の腎不全になっていた、この子の一生の間、投薬が必要なので有る。

_056_1保護猫?と言えるかどうか、多頭飼育の家から、親猫が面倒を看なくなってしまい、連れてきた子達がダニ疥癬になっていた、皮膚(毛穴)に浸入したダニによって被毛が抜け落ちてくる。 かなりひどい状態であったため病院へ.....しかもしばらくして再発?したため2回も....軽度の物であれば、フロントラインで良かったのだが。

この子達が生まれる前に、連れてきた家の子達が、次々に亡くなってしまったのは、(原因は私にはわからないのだが)昔ながらの飼い方をしていたために、避妊、去勢を行わず、数がそれこそねずみ算式に増えていく?図式だったため、劣性遺伝が起きて?何らかの疾患が出て来たために、ちょっとした病気で、(表現がおかしいかな)伝染的に亡くなってしまったのかな?.....

モコにしても、この子達も、同じ系統の子達なので、これから先色々な疾患が出てくる、そんな気がする......

_2559 近所にいる、地域猫(野良猫)?の中には、足のおかしな子がいる?座っていると普通にしか見えないが、後ろ足が曲がっているのです!。車に撥ねられたのでは?とか言われているのですが、両足なのです、同じように内側にねじ曲がって....  この子も同じ系統の子と思われる!。

何故かって?...本当の意味の野良猫は、私の家の周りでは生きてはいけない、子猫のうちに捨てられると、ほとんど(前のブログで書いたが)野生動物の餌食になってしまうし、車の通りが多く轢かれている子が多いし、家の戸が開いていることがないので、猫にとっては食事が出来ない!?.....

残飯も、ゴミで市に出してしまうし....

この様に外にいる子は、飼われている?(家人は否定するが餌を上げている)以外生き残っていく道はない。

当然避妊、去勢は行わないし数が少ないため近親の交尾となる、劣勢の個体が出ても不思議はないと思う!。

前回の避妊去勢イベントの時、家人の了承の元捕獲し、手術を行ったがまだ数頭残っていると思われる、家人は多頭飼育している認識がないため、(家の猫は1~2頭と言い張ったが、他の猫も同じ系統なのだ)問題が多そうである。

私が子供の頃の(ん十年前の話)猫はそれこそ ぶっかけ飯 で(解る人には解る?)しか猫の餌(ドライフード)は無った為に、病気が一杯出たか?と言うわけではなく、不思議と長生きでした?....

数頭居たと思うが、一番長生きをした?(ある日突然居なくなってしまった)お千代さんという白黒の猫は、16歳だったし、他の子も軽く10歳を超えていた。

今の我が家の子達は、何故こうも簡単に疾患が出るのだろう???。

注1ストルバイト結石。食事に含まれる微量のマグネシューム等が原因で起こる。尿のPh(ペーハー)値が5.8~6.2の範囲に入っていれば、起こらない。シュウ酸カルシュウム結石も同じ範囲にはいっていればOK。起きてしまったら、投薬と食事療法(動物医の指示を受けて下さい)で!! 

注2、ぶっかけ飯......  残った冷や飯の上に鰹節をかいて(カンナのような道具で削る)乗せみそ汁の残りを掛けて出来上がり!  今では恐ろしくてとてもあげられない。腎不全や、肝機能障害になる可能性があります。

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2006年12月 3日 (日)

クリスマス

12月に入って、テンプレート(ブログの壁紙)をクリスマスのリースに変更してみた。

これからどんどん私の嫌いな寒い時期に入っていく、仕方がないのだがね!!。

保護活動をしていて、嫌なニュースが入ってきている、広島ドックパークの一件です。犬を助けるはずのレスキューが、おかしな事になっているのは皆さんご存じとは思いますが?。最初凄いなー(拍手)と思っていたことが、今では、犬そっちのけでバッシングに変わっている。

残っているワン子達の数が正確に把握されてはいないようですが、一刻も早く、現場から救出して欲しい物です。山間部で寒さもかなりの物と聞いています。(冬の間寒すぎて、入場者が無く赤字になったと聞いています)

人間の欲とエゴで、動物を見殺しにするような事は有ってはいけないと、きっとしっぺ返しはやってくる。

いまドッグパークに残っている子達の、健康状態は解らないが、良い状態ではないはず!あの状態から、一ヶ月や二ヶ月で健康状態は回復できない、いくら獣医さんが必死に行っても、半年、一年のスパンになると思う。寒い冬がやってくる、早く救出しないと(色々と問題が多くて今は無理のようなのですが)今残っているほとんどの子が.......

この一件の事で、署名を集めたとき、色々な方々に、純粋に、本当に純粋に、ワン子達のために署名をいただきました。中に小学生の子達のグループがいて、僕、漢字まだ書けないけどいいの?と書いてくれた子もいたのです!。こんな方々の気持ちを踏みにじることの無いような結末になって欲しいのです。

あの場所にいた、すべてのわんこが幸せに成れますように!!。

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